バレエ教師なら知らなきゃいけない摂食障害【基礎・予防・スクリーニング】
ダンサーの摂食障害を予防・早期発見出来る指導者になるために
ダンサーの8人に1人は摂食障害を患っています。バレエダンサーなら6人に1人。そのほとんどが誰にも相談できずに一人で苦しんでいます。
バレエ指導者や親、またはダンサーを診る治療家であれば、摂食障害について知っていなければいけません。これを知らずにダンサーを指導・治療するのは、ダンサーの足のケガについて知らずに踊りを教える・治療するようなもの。
RAD、IADMS(国際ダンス医学会)、ASPAH(豪パフォーミングアーツ学会)などでプレゼンターとしてダンサー・アーティストの摂食障害についての知識と教育を広めているDDDが提供する、世界でも数少ないダンサーに特化した摂食障害について学べる講座です。
2021年にはミスティ・コープランド他ダンサー治療者とともに、国際摂食障害学会で初となるバレエに特化したパネル・ディスカッションを発表させていただきました。
内容:
- 基礎知識
- 摂食障害って何?どこからが摂食障害になるの?
- どうしてダンサーがなりやすいの?
- 予防法
- 個人が出来ること、家庭・スタジオで出来ること
- 毎日の生活で摂食障害を予防する
- スクリーニング
- 早期発見のためのツール:5つの質問で摂食障害のリスクをスクリーニング出来る
- 「生徒・子供・クライエントが摂食障害かもしれない!どうしたらいい?」指導者・親・治療家がとるべき行動
- ケーススタディー
- その他特典:ワークシート、スクリーニングツール、食事ガイドラインサマリー、リソース諸々
参加可能な方:
- 18歳以上
- ダンス指導者、保護者、ダンス治療家トレーナー(理学療法士、整体師など)
- 摂食障害について正しい知識を得て、生徒・子供・クライエントを守りたいと思う人
こんな方は参加をご遠慮願います:
- 18歳以下
- 現在摂食障害を発症している、またはまだ回復していない
講師紹介
シドニー大学卒。管理栄養士。ダンサーの食事指導、そして摂食問題の治療を専門とする。シドニーでクリニック(DDD Centre for Recovery)運営。ダンス学校での食事指導、そしてクリニックでは摂食問題やボディイメージ向上のための個別食事カウンセリングを行い、その他にも来日セミナーや学会発表、そしてオーストラリア管理栄養士会での勉強会なども精力的にこなしている。Health At Every Size®の信念に基づき、誰もがココロとカラダのケアが出来るインクルーシブなセラピーを心掛けている。
よくある質問
講座はいつスタートしますか?
お申し込み後すぐに開始可能です。
アクセス期限はありますか?
お申し込み後から6ヶ月間、お好きなだけアクセス可能です。6ヶ月を過ぎますと講座は自動的に終了します。
講座の利益はどのように使われるのですか?
DDDのオンライン講座の利益は、摂食障害の治療を必要としているダンサーのサポートに使わせていただいています。特に日本では摂食障害の治療が遅れており、また治療費も高額なため、適切な治療にアクセスできずに苦しんでいるダンサーが数多くいるのが悲しい現状です。専門医が治療にあたらなければならない摂食障害ですが、こうやってあなたの学びが、ダンサーの治療に貢献することで、摂食障害からの回復をコミュニティー全体で支援出来る形を築かせていただいています。